TEACHER

講師紹介

この教室で教えているのは、ひとりです。

絵本を手にほほえむ堀江智恵子先生
堀江 智恵子
ほりえ ちえこ
ホープ・キッズイングリッシュ 代表/指導歴10年目

加古川教室、ひめじ灘教室、オンラインクラス。すべてのレッスンを、私ひとりで担当しています。担任が変わることはありません。お子さまが5歳で入って小学校を卒業するまで、同じ人間がずっと見つづけます。

学校現場を知っています

  • 姫路市の公立小学校で、外国語指導補助員として勤務
  • 加古川市の公立中学校で、オンライン英会話授業のサポーターとして勤務
  • 英語教室の講師として指導(前職でのべ38名の英検合格者)
  • 2024年2月 ホープ・キッズイングリッシュ開講(加古川教室)
  • 2025年3月 ホープ・キッズイングリッシュ 灘教室 開講(前 なだジュニアイングリッシュ)

小学校でも中学校でも、英語の授業を近くで見てきました。だから、学校の英語がいつ、どう変わるのかを知っています。中学に上がったときに何でつまずくのかも、実際に見て知っています。

これは、全国チェーンの教室にも、他の個人教室にもない強みだと思っています。お子さまの英語を、学校の授業と切り離さずに考えられます。

絵本を手に語る堀江智恵子先生

私が英語教室を始めた理由

娘が中学生になるころ、ふと心に浮かんだことがあります。
「わが子に、私は何を残せるだろう?」
英語を教えることだけが答えではない気がして、考えつづけました。

前職の英語教室の講師として、たくさんの子どもたちに出会ってきました。
安心できる場所があると、子どもは挑戦できるようになります。
失敗しても大丈夫だと思えるから、少しずつ自信が育ちます。
仲間と一緒なら、もっとのびのび成長していきます。

英語が好きになるきっかけが、そっと生まれる場所。
ママが不安を抱えたとき、気持ちに寄り添える場所。
母として、講師としての経験をいかし、支えて、支えられる場所。
私はそんな「心の居場所」を、この地域につくりたいと気づきました。

そんな願いが叶って、加古川で英語教室をスタートさせて3年目を迎えました。
生徒の成長を身近で感じながら、私自身も前に進み続けます。
この場所で、生徒の未来をこれからもずっと応援していきます。
そしてそんな母の姿から、娘がいつか何かを感じとってくれると信じています。

あの日の涙が、私の教室の原点になりました

体験レッスンで、ひとりの男の子が泣き出しました。それも、肩を震わせるほどに。

小学校2年生の男の子とお母さまが、体験レッスンに来られた日のことです。お母さまは英語教育に関心があり、すでにいくつかの教室を見て回られていました。その日も、いつものように楽しくレッスンが進んでいきました。

ところが途中から、男の子の表情が少しずつ曇りはじめました。そして、ぽろぽろと涙がこぼれはじめたのです。一度こぼれた涙はなかなか止まりません。やがて肩を震わせ、声を上げて泣きはじめました。

「えっ……どうしよう」。正直、戸惑いました。これまで何度も体験レッスンをしてきましたが、ここまで泣いた子はひとりもいなかったからです。

事前にお母さまと相談しながら決めたレッスン内容。無理をさせたつもりはない。嫌がっているようにも見えない。それなのに、涙だけが止まらない。お母さまも驚いていらっしゃいました。私は「がんばったね!」「えらかったね!」と声をかけましたが、男の子の涙は止まりませんでした。その日は一度おうちに帰って、ゆっくり様子を見ていただくことにしました。

数時間後の、一本の電話

その後、私は通常のレッスンに入りました。レッスンが終わるころ、電話が鳴りました。先ほどのお母さまからでした。

「せんせい、今から伺ってもいいですか?」
「え? 今からですか?」

何があったんだろう。そう思いながら待っていると、しばらくして親子が教室へやってきました。男の子はお母さまの後ろに、そっと隠れています。そしてお母さまが、まっすぐ私を見て言われました。

「せんせい、入会させてください。」

一瞬、ことばが出ませんでした。あんなに泣いていたのに……なんで? すると、お母さまが、帰宅してからのことを話してくださいました。

涙の理由

家に帰り、少し落ち着いてから、親子でゆっくり話をされたそうです。男の子は、こう言ったと話してくださいました。

「今までみたいに簡単にできると思ってた。でもできなくて悔しかった。嫌だったんじゃなくて、できるようになりたい。」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥が熱くなりました。あの涙は「嫌だ」という涙ではなかった。「できるようになりたい」という気持ちがあふれた涙だったのです。

お母さまも続けて話してくださいました。

「この子は頑張り屋なんです。人前であんなふうに泣く姿を初めて見ました。でもね、この場所であれだけ泣けたのは、なんだかわからないけど、ここが居心地よかったからじゃないかと思うんです。先生のことを、この子なりに信頼できるって感じたんじゃないかと思って。だから先生にお願いしたいんです。」

今日はじめて会ったその日。しかも、体験レッスンであれほど泣いてしまった、その日に。そんなふうに私を信じてくださった。もうそれだけで、胸がいっぱいになりました。

この親子との出会いが、私の覚悟を決めました

この親子のために、私は絶対にやり抜こう。その瞬間、心の中で強くそう思いました。

教室を始めてようやく1年が経ったころの私と、この親子をつないでくれたのは、たった1枚のチラシでした。その1枚のチラシの向こう側に、こんな出会いが待っていました。教室を開いてほんとうによかった。そう心から思えた瞬間でした。

あの日の男の子は、今

入会後、彼は一度も泣いていません。それどころか、今ではクラスの中心となって、仲間を引っ張ってくれる存在になりました。

あの日、「できなくて悔しい」と涙を流していた小さな男の子が今、「できるようになりたい」という気持ちを力に変えて、一歩ずつ前へ進んでいます。

この経験が教えてくれたこと

子どもの行動には、大人から見ただけではわからない「心の声」があります。泣いているから、嫌なのかもしれない。できないから、向いていないのかもしれない。やろうとしないから、やる気がないのかもしれない。でも、本当にそうなのでしょうか。あの日の彼の涙の奥にあったのは、「嫌だ」ではなく、「できるようになりたい」という気持ちでした。

だから私は、目の前に見えている行動だけで、その子を決めつけたくありません。「この子は今、何を感じているんだろう」「本当は、どうなりたいんだろう」。言葉にならない気持ちまで、見つけていける先生でありたいと思っています。

子どもは、一人ひとり違います。すぐにできる子もいれば、時間のかかる子もいる。自信いっぱいに挑戦できる子もいれば、悔しくて泣いてしまう子もいる。でも、そのどの子の中にも、「できるようになりたい」という小さな芽があるのだと思います。私は、その芽を見つけたい。そして、「大丈夫。ここなら挑戦できる」、そう思える場所をつくりたい。

あの日、教室で流れたひとりの男の子の涙は、私に「どんな教室をつくっていきたいのか」を教えてくれた涙でもありました。あの親子との出会いは、今も私が教室に立つ原点のひとつです。英語を教えるだけではなく、一人ひとりの心を見ながら、その子が自分の力で一歩を踏み出す瞬間を、これからもそばで見守りつづけたいと思っています。

まずは、会いにきてください。

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